【映画】キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン_感想※ネタバレあり!

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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン ★★★★★

あらすじ

天才詐欺師のフランク・W・アバグネイルJr.は、パイロットや弁護士、医者などになりすまし大金を手に入れる。

しかもその時、彼はまだ21歳だった!

 

 

感想(ネタバレあり)

 

16歳のあどけない素直な青年、フランク・アバグネイル・Jrは、両親の愛情を受けて育ちます。
物語は、そんなフランクの父が地区ロータリークラブの終身会員に選ばれるところから始まります。
 
印象に残るのは、フランクシニア(父)のこのセリフ。
 

“クリームがいっぱいに入ったバケツに2匹のネズミが落ちた。最初のネズミはすぐに諦めて溺れたが、2匹目のネズミはあきらめず、もがきました。すると、クリームはバターになり、ネズミはバケツから出ることができた。みなさん、今この瞬間、私は2匹目のネズミです。”

 
 
これ、会社の朝礼とかで使えそうなセリフだなぁ(笑) 会社の社長とか好きそう(笑)
諦めないことを説いてるんですよね。
 
 
 
ただ、皮肉なことに、このセリフを放ったパーティの後から、フランクシニアの経営する会社の雲行きが怪しくなり、遂には、妻との離婚にまで追い込まれてしまいます
 
物語の中では、フランクシニアが妻と離婚後にどのような生活をしていたかは描かれていませんが、きっと2匹目のネズミのように、諦めずにもがいたことでしょう
 
フランクはこの後稀代の詐欺師となるのですが、フランクが詐欺師となった後にも、父と食事をする場面が何度か描かれており、「俺たち以外はみんなカモだぞ。」と、フランクをけしかけるような発言も見られます。
 
フランクは多分、父に止めて欲しかったんだろうなと思います。でも、もがき続ける父を否定することもできず、流れに身を任せてしまったのだろうなぁ。
 
 

両親の離婚が決まったものの、フランクは父を選ぶことも母を選ぶことも出来ず、その場から逃げてしまいます。

 
金がなくなったことが両親の離婚理由だと考えたフランクは、金を稼ぐために、パイロットになりすまして小切手詐欺を働きます
 
この頃からプレイボーイぶりを発揮するフランク(笑)
パイロットの制服着たレオナルドディカプリオなんてそりゃ無敵だし(笑)、お姉さん方はメロメロになっちゃいますよね〜。
 
フランクが女性を口説くのは、情報を得るためというのもありつつ、寂しかったのかな?と思います。
 
フランクは女性を口説くとき、あらかじめ用意していたネックレスを目の前にぶら下げて、「これ、君のだよね?付けてあげるよ」と言って、女性につけてあげるんですよね。
多分高価なものではないだろうし、女性も、「え〜私のじゃないわよぉ〜(笑)」と言いますが、結局喜んでつけてもらっています。
女性からすると、口説かれてるな、ってのが分かりやすくていいんでしょうね(笑)
 
ちなみにこの手口は父のフランクシニアが使っていたものでした。父がフランクに与えた影響は本当に大きかったのだろうと推察できますね。
 

フランクは偽のパイロットとして世界をまたにかけて小切手詐欺を働きますが、いよいよFBIが動き出します。

 
FBI捜査官の中でも、カール・ハンラティは、フランクの因縁の相手となります。
 
派手にやりすぎてカールに追い詰められ、宿泊しているホテルの部屋で銃を向けられてしまうフランク。
しかしフランクは、「自分がフランクを追い詰めたシークレットサービスだ」と、一か八かの大博打を打ってカールを騙し、その場を切り抜けます。
 
ここやヒヤヒヤしたなぁ〜…
フランクは財布を渡して、身分証を確認してみろ、とまで言いますが、そこまで言われたらさすがにカールも信用してしまったのでしょうね。
ちなみに私は細かい性格なので、多分、身分証確認ちゃんとします(笑)
 
 

クリスマスイブ、フランクはカールに電話をかけます。カールは、他愛のない会話の中から、フランクが漫画好きでニューヨークに住んでいる家出中の子供であることに確信を持ちます。

 
フランクは、唯一本当の自分を知るカールに対して、奇妙な縁を感じたのでしょうか。寂しさを紛らわせるための行動だったのでしょうが、カールにまた一つ大きなヒントを与えてしまうのでした。
 
ひとまず難を逃れたフランクですが、パイロットはもうマズいと考えたのか、今度は医者になりすまします。
 
なりすます職業の映画を真剣な眼差しで観るフランクが本当に職人みたいで笑っちゃいます。
 
ただ、医者という職業は合っていなかったのか(患者を見たあとトイレで吐いてます)、その病院の看護師のブレンダと恋に落ちたのち、ブレンダの父が検事であることから、今度は弁護士になりすまします。
 
のちに分かることですが、このときフランクは2週間の勉強で司法試験に通ってしまいます。なんだ、結局天才かよ、って感じですよね(笑)
 
 

意外にもブレンダと真剣に恋をしたカールは、今度こそ温かい家庭を築くため、ブレンダの両親に結婚の挨拶に行きます。

 
食事の前のお祈りをフランクが任され、まさかの2匹のネズミの話をする場面はもう傑作です(笑)
自信がないことでも、堂々とやればそれっぽく見えるということを、フランクは嫌というほど思い知っているんですね。それはそれで切ないけれど…
 
ブレンダの父と2人きりで話をするとき、フランクは自分が人を騙していることを打ち明けようとします。しかし、それも叶わず、結局はブレンダの家族も騙したまま婚約パーティーの日を迎えてしまいます。
 
この婚約パーティーに現れたのが、FBI捜査官のカール。フランクはこのパーティーの前、クリスマスイブにまたしてもカールに電話をかけ、「結婚するからもう追いかけてこないで」と伝えます。
そこから居場所に当たりをつけられてしまうのです。
 
この辺りから、もうフランクは捕まえて欲しかったんじゃないかなと思います。もう人を騙すことも、逃げ回ることも、多分終わりにしたかったんだろうな。観ているこちらも切なく、カール…早く捕まえてあげて…と願ってしまいます。
 
そうは言っても追いかけられたら逃げてしまうのがフランクで(笑)、間一髪で難を逃れ、ブレンダに自身の本当の名前を告げ、「空港で会おう」と言って窓から逃走します。
 
ブレンダとの約束の日、フランクは約束通り空港に現れますが、ブレンダとともに大量の警察官が待ち構えていることに気付き、その場を後にします。
 

その後も偽造小切手を作り続けるフランクですが、ついに印刷機から居場所を特定され、フランスで逮捕に至ります。

 
フランスの刑務所の劣悪な環境で、酷い目に遭っているフランクをなんとか助けようとするカールに、涙が止まりません…
 
カールの努力の甲斐あって、フランスからの移送中の飛行機内で、フランクは父が亡くなったことを知ってしまいます。その後、母の元へ駆けつけるため、逃亡します。
 

母の家の窓辺で、母と、再婚した男と、その娘を目の当たりにして、膝から崩れ落ちているところを逮捕されます。

 
フランクは罪状が重く、未成年でありながら禁錮12年の判決を言い渡されます。
刑務所で過ごすフランクの元に、偽造小切手犯罪の意見を聞くためにカールが訪れ、フランクの小切手詐欺の知識や能力を見込まれ、FBIで働くこととなります。
 
またもや逃亡を図ろうとするフランクでしたが、カールに「お前は戻ってくる」と言われ、逃亡はせず、残りの刑期をFBIに協力して全うしました。
 

エピローグでは、フランクがその後もカールと親友であり続け、3人の子をもうけ、偽造できない小切手を考案した対価として大金をもらい、幸せに暮らしたと書かれていました。

 
 
コミカルでキャッチーでありながら、ティーン特有の青さが切なさを生み、なんとも味のある映画でした。
この作品を見て、レオナルドディカプリオ様が大好きになりました!
 
タイトルのキャッチミーイフユーキャンと言うのは、鬼ごっこの始まり文句だそうです。
日本で言うところの、鬼さんこちら、のような感じでしょうか?
 
映画を見る前は、「捕まえられるもんなら捕まえてみろ」、という挑発めいた印象でしたが、映画を見た後には、「君が捕まえてくれたなら(いいのになぁ)」というような感じを受けました。
 
2匹のネズミ、朝礼で使っていきましょう!笑

 

 

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